決定的なリスクは見当たらない
メディカルダイエットは、安全性が確認された薬品や薬剤を使用しながら生活習慣を変化させて体質改善を目指すダイエットですから、健康上の大きなリスクはありません。
金銭面においては痩身エステと比較すると高額になる場合もありますが、ここでしか処方されない薬品が処方されるという点は大きなメリットになるでしょう。
メディカルダイエット後のリバウンドの可能性は残されますが、断食などの強引なダイエットと比較すればその可能性は大変低く、健康的なダイエットを目指すことが出来ます。
体質や状況によって薬剤の処方を受けられないことがある
しかし、メディカルダイエットで処方される食欲抑制剤や脂肪吸引抑制剤は、患者の体質やコンディション次第では服用が認められない可能性があることに注意しましょう。
これらの薬剤は、妊婦や授乳中の方を筆頭に、小児、統合失調症の患者、重度の高血圧や内臓に疾患を持つ患者、薬物・アルコール乱用歴のある人物が使用することが出来ません。
誰もが受けたいときに受けられる治療法では無いという事実については、実際に病院へと足を運ぶよりも前に認識しておくべきでしょう。
また、薬剤の投与によって吐き気や不眠、動悸、頭痛といった副作用が現れる可能性があることもリスクではありますが、これらの症状が重篤化する危険性は認められていません。
すぐに効果が出る訳ではない
すぐに脂肪吸引などの治療を行う医療痩身とは異なり、メディカルダイエットでは薬剤の投与や生活習慣の改善を通して体質の変化を促すダイエット方法です。
したがってメディカルダイエットを受けた直後から急に痩せたり、脂肪が落ちたりという効果を得られる訳ではなく、効果を実感するまでには多少の時間を要します。
このダイエット期間中に我慢しきれずに暴飲暴食を繰り返してしまったり、極端に運動をサボったりしてしまうと、十分なダイエット効果を得られないという点にも注意しましょう。