メディカルダイエットとはどんなダイエットでしょうか?
メディカルダイエットはダイエット外来や肥満外来で多く用いられるもので、医学的な考えによる医師の管理のもとで行われるダイエットプログラムのことをいいます。 ダイエットの内容は医師の指導と管理の元で、サノレックスという食欲抑制剤や、ゼニカルという脂肪吸収抑制剤などを内服します。
サプリメントとは違う医学的根拠のある薬品を使い、低カロリー状態を維持しながら必要な栄養素を補う、という生活を目標体重になるまで行います。 基本的にはこのような内服薬によるダイエットがメインになります。 しかし肥満の状態によっては脂肪吸引やメソセラピーと呼ばれる脂肪溶解注射、レーザー治療を組み合わせることがあります。
メディカルダイエットの副作用はありますか
メディカルダイエットをする場合に気を付けたいことは、内服薬による副作用の出現です。 内服薬のうちゼニカルはまだ未認可の薬のため、認可しているサノレックスについて言及すると、睡眠障害、めまい、抑うつ、精神障害、不安、口が渇く、嘔吐、吐き気などの諸症状のほか、依存性があることも大きな副作用です。
メディカルダイエットで内服薬以外の方法だと、脂肪吸引などでいえばダウンタイムがあることや、肌の引きつりなどが出ることが挙げられます。 メソセラピーやレーザー治療においてもダウンタイムが生じることがほとんどで、内出血や赤みを帯びた状態になるなどのダウンタイムは避けられないことが多いです。
いずれの場合も自己判断で使用することはできない薬品や治療方法なので、必ず担当ドクターの指示に従って薬を飲み、治療後もドクターの指示に従って安静にしたり入浴を避けるなどの対応が必要です。 正しく使用すれば1か月で5キロから10キロもの、大量減量ができるメディカルダイエットです。 大量減量は体に負担をかけるので、必ず正しい管理のもとで実践する必要があります。